社会課題を解決するソーシャルビジネス前線

ライター:K.F
東大卒、バックパッカー、日本での就業等を経て日本のITスタートアップのインド法人代表として
「機会が無い人に機会を与える」ことを目的に活動

社会課題を解決するソーシャルビジネス前線

私はいわゆるソーシャルビジネスに携わり、インドに身を置いている。

大きく言うとインドの貧困層へビジネスを通してその課題を解決しようとする活動に従事している。

その最前線から、実態を下記3点に絞って記載する。

1.インドの田舎へのアプローチ

2.行政や大手企業との協業

3.言語について

1.インドの田舎へのアプローチ

週のうち2~3日ほど(週6~7稼働している)はいわゆる田舎に出向いている。

もちろん都市部にも存在するが、貧困課題の多くは田舎にあり、その現状、課題、需要を把握し、営業活動を実施するために赴いている。

訪問先は何かしらのネットワークを活用して現場のコーディネーターや長とのコネクションを創り、その方宛てに訪問する。

そこで議論をし、現場を見せてもらい、提案をするというものだ。

ここで特に必要となるのは信頼を築くことであり、外国人の訪問は歓迎される面もあるが、当然外部の人として直ぐに信頼してもらうことは難しい。

そのため、複数回訪問して単純接触効果を狙いつつ結果に繋げる。

基本的には定価一括払いでのアプローチはナンセンスで、複数回払いやネットワークビジネスの手法が用いられることも多々ある。

2.行政や大手企業との協業

貧困課題解決といういわゆる“支援”文脈でのアプローチも実施している。

政府や政府系機関の予算や大手企業のCSR活動の予算を現地NGOや政府系の支援機関とともに活用し、自社プロダクトやサービスを提供する。

しかしここには大きな壁があり、実績が無いとなかなか難しい。

そのため、シードステージのスタートアップがここで採択されるにはかなりの労力を要する。

かつ政府系の申請用紙などは非常に細かく記載する必要があるため、人でも少ないスタートアップがここを勝ち取るには相当の努力が必要。

3.言語について

アプローチ先の貧困課題を抱えている先の人の多くは“英語”を話すことはできない。

そのため現地語が話せることは必要条件のように思われる。

しかしそのような地域の長や課題解決に取り組む現地NGOの方などは英語を使用できるケースが多く、コミュニケーションに問題は無い。

とはいえ第二言語使用者同士であるため多少のストレスはあるので現地語を覚えることは十分条件である。

ソーシャルビジネスについてこれから学ぼう、アプローチしていきたいという方には下記で学ぶことをお勧めしている。

https://acumenacademy.org/

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