海外旅行やバックパッカーは役に立つのか

ライター:K.F
東大卒、バックパッカー、日本での就業等を経て日本のITスタートアップのインド法人代表として
「機会が無い人に機会を与える」ことを目的に活動

海外旅行やバックパッカーは役に立つのか

よく学生時代や20台後半から30台前半に長期の海外旅行やバックパッカー、ピースボート船旅などを経験する方に出会う。

同時に時間とお金を遣う価値があるのかどうか迷っている人が多いように思う。

そして往々にして自己肯定するために「やりたいことはやりたいうちにやっておけばよい」という様な言葉を耳にすることが多い。

必ずしも間違っていないのだが、バックパッカーとして東大卒業後に新卒就職を捨てた者としてその経験ベースで役に立つのかどうかを記していきたい。

私自身はバックパッカーをする際に目的や目標は一切立てずに、期間も決めずに旅立った。無目的の放浪者だった。

その経験や体験が仕事や海外生活で役に立っている点をいくつか紹介する。

1.どこででも生きていけるという感覚

私は今インドにいるが、汚さや人とのコミュニケーションなどでインドでは生きていけないと感じたことは一度もない。

それは恐らくバックパッカー時代に200円の宿に泊まったり野宿したり、とにかく人とコミュニケーションを取らないとどうにもならなかった経験から来ている。

この体験は海外就職でも海外生活でも役に立つと言える。

間違いなく「違い」を受け入れる許容量が増えているので、小さなことでストレスを感じずに前向きに生活・仕事ができる。

2.主体性が身に着く

無目的であることと主体性とは矛盾しているような気もするが、無目的であるがゆえにすべてを自分で決め、かつ行動しないといけない状況になる。

次にどこへ行くのか、今日の宿はどこに泊まるのか、この人は信頼してもいいものか、何を食べるか、すべてである。

自分の頭と心で決断し、行動するという行為は主体性を養う。

休むかどうかさえ自分で決める。更には自ら必要に応じて話しかけることが求められるので、待っている姿勢が無くなっていく。

これは一般的な会社員には必要ないかもしれないが、海外で活躍するビジネスパーソンや駐在員の配偶者の方の多くが曜日に関係なく様々な決断を迫られている。そこで自分で考え、決めるための素質を養うことができる。

とはいえ最初に記したように時間もお金もかかるため、他に日本でやりたいこと、やるべきことが自分発信であるという方は決して無理して無目的に旅に出るようなことはしなくてよいように思う。

何かに迷い、外に出ていきたいという想いが強いのであればそれもまたよいと思う。少なくとも旅に出て後悔した人に出会ったことが無い。

大前提として将来どうなりたいか、どのような業界で、どのような会社でもしくは個人で、

どのような仕事をするのかによって変わるということも最後に記しておきたい。

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