ハーバード大学留学の準備

Y.K
沖縄県立中部病院・聖路加国際病院で研鑽を積み、ハーバード大学を経て現在は医師として活動中。
専門分野:敗血症、外傷、集中治療

ハーバード大学留学の準備

はじめましてY・Kです。私は他のメンバーとはちょっと違って、救急医学を専門としている医師になります。ちょっと違った視点で、グローバル×ビジネスを考えてみたいと思います。今回は自身が経験した海外留学の準備の話になります。

私はハーバード大学外科へ留学しましたが、留学先は医師の知り合いを通じて探しました。自身の専門分野である救急医学を最もよく学べるであろうということで、ハーバード大学外科へ留学しました。ちなみに、医師の米国留学では、医師免許(MD)や医学博士(PhD)があれば、留学先を探すのにそれほど苦労はしません。論文の実績なども受け入れ先からの重要な評価の一つになります。ただ留学の準備と留学後の生活はとても大変です。

ビザですが、学生ビザと違い就労ビザであるJ1ビザを取得する必要がありますので、そのビザの取得や留学のための準備が大変です。ただ一旦取得すれば、滞在先で給料をもらうことが可能になります(学生ビザで給料をもらう仕事は法律上できません)。
海外留学に準備したものは以下になります。

  1. DS2019(米国への滞在許可証のような書類です)
  2. VISA(米国への入国許可証です)
  3. 海外の自宅の契約
  4. 車の契約(売り手との面接予約、保険会社の予約、RMVの営業時間確認)
  5. 日本の住んでいる市町村での海外移動届け提出
  6. 国際自動車免許証発行
  7. 無事故証明書(英語)
  8. 着いた日のホテルの予約
  9. 渡航便の予約(JAL、ボストン直行)
  10. 助成金応募(医師の海外留学では、滞在するお金を助成してくれる団体があります)
  11. 海外での健康保険(AIUに入りました)
  12. 携帯電話(Softbankの海外放題で3年間弱を過ごしました)
  13. 荷物の国際発送(日本通運使用、セルフパックミニ×2)
  14. 米国のインターネット開設予約
  15. 東京三菱UFJグローバルダイレクト手続き(海外送金等出来るようにするため)
  16. 学会の休会届け(医師はほとんどの人が専門とする分野の学会に入っています)
  17. 日本の住所変更(海外に行った後に、日本に来た荷物をどこに送るかです)
  18. 日本で契約中の生命保険の海外移住手続き
  19. 新勤務先の訪問アポ
  20. 歯科の治療を済ませる(海外の保険は歯科をカバーしていないものが多いため)
  21. 変圧器購入(結構日本のものが使えましたが、炊飯器や掃除機などは変圧器が必要でした)
  22. 友人知人への挨拶・米国新住所の案内、手紙郵送
  23. City bankドル口座開設(現地で口座開設出来ない場合に備えて念のため。不要かもしれません)
  24. 日本のワクチン接種歴、抗体チェックの書類(病院勤務のため必要)
  25. 円をドルに買えて現金の準備

などをおこないました。なおDS-2019という書類は2002年までのIAP-66と呼ばれていた書類で、留学の受け入れ先であるハーバード大学が発行してくれました。取得に一番時間のかかるもので、パスポートの提出、履歴書、日本の大学の卒業証明書、医師免許証、などの提出が必要となります。私の場合は9か月くらい時間がかかったと思います。
 DS-2019はVISAの取得の際にも、必要となりますし、アメリカの出入国の際にもVISAと一緒に提示を求められます。手続きの手順としては、まずDS-2019を取得してから、VISA取得の流れになります。なので、DS-2019をいかにスムースに取得出来るかが、米国留学の重要な点となります。

留学後の詳しいお話は次回の記事をお楽しみにどうぞ

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