駐在員配偶者の方のボランティア事情

ライター:K.F
東大卒、バックパッカー、日本での就業等を経て日本のITスタートアップのインド法人代表として
「機会が無い人に機会を与える」ことを目的に活動

駐在員配偶者の方のボランティア事情

駐在員の配偶者として途上国にて生活していると、何かその社会のために活動したいという想いを持ち、実際に活動している人もいる。

そこで、これから渡航する方にその事例と課題をお伝えし、今後活躍するための一助となれればと思う。

事例.1 現地の日本人コミュニティで既にあるボランティアサークル

日本人が500人以上住んでいる様な国や地域では凡そこの様なサークルがある。

まずはどの地域にどの様な活動をするかを決めるためにも既存のサークルに顔を出し、活動に参加してみると良い。

その上で継続して同サークルに参加するか、他の団体を紹介してもらうなどしてアプローチしたい課題、取り組みたい活動を決めると良い。

この方法を取るうえでの課題としては、場所によって日本人サークルがあまりにもクローズドで強制力があり、居心地がよくないというケースがある。

この解決方法としてはまずは信頼できる友人を見つけ、事前に情報を得ること、かつ一度目の参加の際はすぐに入会を決めず、いくつか見て決めるという形が重要だ。

中にはこの団体こそ絶対に良いと信じているサークル会員もいるが、そのような絶対はあり得ないので、あくまで毅然とした態度で振る舞うとよい。

常に我慢しながらあまり気乗りのしない集団に属して時間と気力を費やしていてはせっかくの海外生活があまりにもむなしくなってしまう。

事例.2 現地の方が実施している団体への参画

この方法は一見ハードルが高そうだが、実際にいくつか事例がある。

その中でも活動に参画しやすい方法としては、日本の方がサポートしている現地の団体への参画だ。

流れとしては、「“地名” NGO」の様に日本語で検索し、検索結果の中から比較的直近でも情報を更新している団体へ問い合わせをする。

その後オンライン等でこちらの活動としてどの様なかかわり方をしたいかを明確に伝え、現地の団体の紹介を依頼する。

実際に現地の団体を訪れ、参画するというものだ。

この方法の課題としては日本の団体が現地の情報を知らないことも多く、聞いていた情報と実際に観た情報が異なるというものだ。

その結果思っていた活動が出来ない、ひどい場合は現地の人が搾取しているなどという場合もありうる。

これを完璧に防ぐことは難しいが、事例1と同様に実際にその団体を知っている現地の人から話を事前に聞くことで可能性を下げることはできる。

また、現地の方と結婚している日本人の配偶者の方が団体を運営しているケースは比較的信頼できるケースが多いのでそちらに参画することもよいかと思う。

どの様な形で社会活動を実施するにせよ、現場の声を聴き、“日本の様にすること”を押し付けず、あくまで自立支援を促すことで支援慣れなどのよくある弊害を防ぐことは自己満足のみで終わらせたくない人にとっては重要だ。

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